号泣まちがいなしの感動小説が読みたい人はこれでしょ!原田マハ著の『一分間だけ』を読んだ感想。
誰しも1分間だけでもいいから大切な人と一緒にいたいと思うことありますよね?
そんな気持ちがぎゅーっと詰まったのがこちらの『一分間だけ』です。
登場人物
- 神谷藍–出版社に勤務するアラサー。
- 浩介–藍の恋人。
- リラ–藍と浩介と出会ったゴールデンレトリーバー。
- 西野友里–ドックランで会う近所の犬友。
- 北條恵子–彼女の勤める出版社の編集長。強い女性で藍の憧れのひと。
- 多川奈津美–藍のかわいい後輩
- 岡部翔–イケメンフリーのライター。年上女性編集者キラー。
あらすじ
出版社の編集者として働く藍。校了日間近になると、家に帰るのは深夜になることも多く、同棲する彼氏・浩介ともドキドキしあえない関係性になってきてる気がする……。そんな時に、特集記事の取材先のペットショップで1匹の犬と出会う。その犬はもう保健所におくられる運命だという。そして、雑誌の仕事で担当してるイケメンライター(仕事はできないけど…)の翔くんにちょっと心トキメク時もあることに気づく。仕事と私生活のはざまで揺れ動く、藍の大切なものとは一体……。
原田マハさんは昔から大好きな作家さんのひとりで、『さいはての彼女』『キネマの神様』『本日は、お日柄もよく』『総理の夫』etcをよく読んでました。
特に、『キネマ–』と『本日は–』は好きすぎて、何回も読み返したりするほどです笑。
でもどれもジーンときて泣いてしまうんですよね.°(ಗдಗ。)°.
だからこの本も絶対泣きすぎてしまうと思って、ちょっと敬遠してたんですよね。
しかもタイトルが『一分間だけ』だし、表紙にかわいい犬が写ってるし、絶対誰か死んじゃうんじゃないかって……。そう思ったらなかなか手が伸びなかったんですよね。
なのに、なんでこの本を買ったかというと、純粋に泣きたかったからなんです。→結局ねw
最近の書評のブログ見てもらってもわかると思うんですけど、すごく気分が落ちちゃってるんです。
そんな時はパーッと大量に泣いて、心のデトックスをした方がよくないですか?笑
東京にシェアハウスを探しに行った時、もともと心が荒んでて、自分でもコントールが効かなくなってたんです。ほんと自分でも情けなくて後悔してるぐらい…
でもこの本を書店で見つけた時、なんか今まで避けてきたのが嘘のように、速攻でレジに行ってたんですよね。
地元に戻ってきて、ひとりで名一杯泣けるように部屋にこもって読みました。
結果、号泣でした…🤣
ページの行数も15行と少なく、スッキリしてて、サクサクと進んですぐ読み終わっちゃうぐらい……。
まあサクサクとは言っても、あいだあいだで情けないぐらいに滅茶苦茶泣いてるんですけどね笑
ほんと、人生行き詰まってて泣きたいけど、泣けないひとには読んでほしい一冊です。
命の大切さとかもテーブルに向かって勉強するよりもグッとくるから、学生の人とかにもオススメです!
もちろん泣くのに尋常じゃないくらいエネルギー消費するので、無理のない範囲でw
年間13万頭のペットたちが、人間の身勝手により殺処分されているらしいです。(この本では。平成28年のデータでは犬猫の殺処分数は年間7万頭→犬や猫のこと | NPO法人 動物実験の廃止を求める会(JAVA))
そのことももう向き合わないといけなくなってきてますよね。
原田マハさんの『一分間だけ(宝島社文庫)』という命の大切さを噛みしめられる一冊でした。
犬ってなんかそばに居るだけでほっとしますよね……
そのぶん、居なくなった寂しさは何倍にも膨れていっちゃう。ってそばにいてくれるのに人間も動物も変わりはないか。
ちょっとした心の穴埋めにぜひLINEスタンプをご活用ください。
まだゴールデンレトリーバーのスタンプは作ってないので、同じ大型犬の括りで申し訳ないですが……
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モフモフしたなんとも愛くるしいオールドイングリッシュシープドック(OES)のLINEスタンプです!
ワンちゃんたちは人よりも歳をとるのが早いって言いますよね?
一緒にいれる時間は大切にしましょう!